中国一人旅ちょっとしたノウハウ
                                               上海・蘇州編 
 
 更新日 2008.11.12
地鉄石門一路駅   南京路    肯徳基    麦当労

「ツアーに乗っからずに、一人で上海に行きたいんだけど、どう すればいいの?」
 私は仕事柄、いつも一人で、北京、上海、蘇州、広州に出張しています。 そのせいか商工会議所の友人からよくこう聞かれます。 そうか・・・僕もそうだったんだ、最初は・・・ そこで、今回は関空から一人で上海・蘇州にでかけるノウハウ(?)を。


1.中国に行くにはヴィザが必要です。(今は短期観光ならヴィザは不要です)

 比較的安く、ヴィザだけでも喜んで取得代行してくれるのが大阪華連旅行社(tel:06-6448-0541) です。在日華僑総会系の信頼できる旅行社です。費用は返送料込みで6500円〜7000円です。発送から 返送まで10日ぐらいでOKです。(2003.9.1より2週間以内の旅行ならビザは不要ですよ!)


2.ヴィザが取れたら、次は航空券です。

 クレジットカードをお持ちなら、JTB系の<とんじゃお>が比較的便利です。電話一本で航空券の手配が出 来、電話でのクレジット決済がとても便利。しかも切符は関空や成田の出発カウンター渡しですから、安心です。郵送で届いた予約確認証を持 って空港ににお出かけください(くれぐれもパスポートはお忘れなく!)。

 さて航空会社をどこにするかですが、中国系の航空会社(中国南方航空や上海航空) をお勧めします。中国の飛行機というと、「安全かな」とお思いの方もいらっしゃいますが、国際線 の事故率は欧米や日本の航空会社よりむしろ低いのです。機体も新しく、中国もお金持ちになったな あと実感します。上海まで2時間ほどの旅ですが、機内食もまずまず。<FISH or MEAT?>で は、お好みもあるでしょうがFISH(SEAFOOD)の選択をお勧めいたします。CHINEASE TEAは、ジャスミ ン茶しかありません。

 空港の搭乗券引き換えカウンター(日航が代理している場合が多いですが)では私は「なるべく後ろの席の通路側の禁 煙席をお願いします。」と言うことにしています。乗客は大体前のほうから詰められるので後ろには割 合、空きが多く、一人で3席なんてこともしょっちゅうです。それに外の景色が見えにくくても、食事 後のトイレを考えると、やはり、いちいち隣の人に断らなくても済む通路側(通道)の選択がいいです よ。

 往復の航空券代金も、関空や成田発では中国系が一番安く、今時期(2008年11/01-3/30)は58000円ぐらいで買 えると思います(原油の値下がりで、燃油サーチャージもかなり安くなってきました。円高も両替のときに大いに得をします)。
(成田発は通常、最安運賃が、関空より一万円ぐらい安いです。但し航空会社が直前まで未定という ケースが多いですよ。)


3.機内では中国人以外の人には「ENTRY CARD」と「検疫申請票」が手 渡されますので、手早く書き込んでしまいましょう。

 「ENTRY CARD」についてですが、間違えやすいのは最初の姓名欄です。                            
Family name欄はローマ字で姓 を書き込みます。(例えばOZAWA)                     
Given name欄はローマ字 で名を書き込みます(例えばICHIRO
Place of visaissuance欄はヴィザの発行地を書く欄ですから、 JAPAN(OSAKA)と書きましょう。パスポートのヴィザシールで都市名を確認すれば、 「大阪」と書かれているはずです。
From欄は乗機地を書く欄です。 関空なら・・・JAPAN(大阪)
                    成田なら・・・JAPAN(東京)ということになります。     
Intended address in chinaは中国での滞在ホテルを書く欄です。漢字でOK。  
右の訪中目的欄は、outing/in leisure(観光)にチェックしましょう。  
最後のsignature欄には自分の名前を漢字で書きましょう。  

もし英語の表記がわかりにくかったら、裏面の漢字表記が案外参考になります。  

 次に、「検疫申請表」ですが、健康に問題がなければ、紙全体に、大きくチェックの印しを つけて、一番下のSIGNATURE欄に漢字で署名しましょう。


4.目的地に着いたら・・・

 税関で入国審査(パスポートとENTRYカードが必要。検疫申請表は税関手前で係員に渡します。)を受け、ターンテーブルで預け荷物を取り出したら、目の前にある中国銀行(Bank of China)で2万円程度を中国のお金(人民元)に換えておきましょう。

 タクシー乗り場に並んで、タクシーに乗ったら、予めホテル名と道路名を書いた紙を運転手さんに見せ ましょう。(例えば、東湖路、東湖賓館)上海ではそのホテルの位置する道路名とホテル名を言えば、 三ツ星クラス以上ならばほとんど問題なくわかります。中国ではまだ英語がわからない人が多いです が、漢字を紙に書いて見せればたいていわかってくれます。

 東湖賓館新館 三ツ星 シングル 600〜750人民元(1元=15円)
       上海の青山、淮海路近くで、にぎやか、地下鉄もすぐそばです。
       ( JCBプラザ上海で予約、日本語OK  tel:021-64727093 )

 揚子飯店    三ツ星 シングル 550〜600人民元
        上海の銀座、南京路近くで、にぎやか、地下鉄もすぐそばです。
        国内HISで予約、tel:03-5360-4762    06-6456-3401


5.ホテルのチェックインで、どう答える?

 ホテルのフロント(服務台)では、まずは挨拶、「ニイハオ」。
次にこういいましょう。
  「我 是 从 日本 来的 麻生太郎。 発 専真(電話) 訂 的。」
 (ウオー スー ツォン リーベン ライダ アソウ タロウ。 ファー チュアンチェン ディンダ。)
 「私は日本から来た、麻生太郎です。ファックスで予約しました。」
こう言ってからパスポート(護照 フーチャオ))を見せれば、後はホテルの係員(服務員 フーユー ュエン)が宿泊カードに書き込んでくれますから最後の欄に、漢字で署名しましょう。ホテルによって は宿泊費相当額の保証金(押金 ヤーチン)を、預かられる場合がありますがチェックアウト(結帳  チィエ・チャン)の時に清算して返してくれます。クレジットカードがあれば、それを提示すれば、保証 金は不要です。鍵をもらって、部屋に入ったら、「なんとかなったぞ!」と大きく深呼吸をして、ベッ ドの上で大の字になりましょう!

 ホテルのボーイさんが荷物を部屋まで運んでくれても、原則としてチップ(小費 シャオフェイ)は不要ですが、大変感じのいい人だったら、10元〜20元(200円ぐらい)ほど渡したらいいでしょう。
 明朝の朝食は、チェックイン時に、宿泊日数分だけ先に朝食券をくれるところもあれば、翌朝、朝食を食べたかったらフロントで朝食券をもらうところもあります。その時は「早飯票 (ツァオハンピャオ)」と言ってもらいましょう。(朝食はたいていは宿泊代に含まれています. 念のため確認を!)
 
 さあ翌日からは地下鉄を利用して新旧混在の街・上海を、十二分に堪能してください。
(地下鉄の本数も増えて便利になりました。便利で早くてきれいですからね)


6.地下鉄はどう乗ったらいいの?

 東京や大阪と違い、上海の地下鉄はいたって簡単です。
1号線と2号線の2本しかなく、料金も1元から3元までの三種類。
各駅改札前の自動券売機で、掲示された路線図で目的地までの料金を確かめ、その金額のボタンを押し て一元コインを枚数分だけ入れ、「大人1枚ボタン」を押せば小型名刺サイズの切符(地鉄票)が出て きます。後は日本の地下鉄と同じで、改札に切符を入れて、取り出して、仕切りバーを押せば、改札無 事通過。後はホームへ下りて電車を待ちましょう。
 ホームも電車もきれいで、「これが中国か」と見間違うほどです。おまけにバスより高いせいか、比較 的空いているから快適です。

 上海を堪能したら、蘇州へ足を伸ばしましょう。


7.上海から蘇州へはどう行くのが便利なの?

 上海から蘇州、もちろん火車が走っています。火車といっても、宮部みゆきの小説ではありませんよ。 火車は中国では汽車、つまり、石炭を焚いて火で走るからそう言います。でも今はもちろん電車が走っ ていますが。
 そこでまず思いつくのが、列車利用での蘇州入りです。上海駅(上海火車駅)からは、蘇州に停車す る列車が、1時間に2〜3本出ていますし、蘇州までの料金も、普通車(硬座)で20元程度、グリーン 車(軟座)で40元ぐらいですから、かなり経済的です。(1元2008年11月現在、15円ぐらいです。)

 私も、最初の頃は、バカの一つ覚えみたいに列車を利用していましたが、ひとりで列車を利用するのは 実のところかなりのストレスになります。
 まず当日の指定席券、特にグリーン車は、売り切れが多く、入手困難です。自由席券は買えて もまず座れません。かなり混雑する普通車で、蘇州まで立って行く(約1時間20分)のはかなり大変で す。特に長距離列車や、週末、休日の列車は通路まで人があふれ、蘇州で降りるのも命がけ(ちょっと おおげさですが)です。
 しかし一度は経験してみるのも面白いかもしれません。

 そこで一人でも、安全に、そして快適に蘇州に入るにはバスが便利です。

イ、虹橋国際空港から (現在の公式国際空港は上海浦東空港です)
 虹橋空港から上海の市街に入らずに、その日のうちに蘇州のホテルに入ってしまうには、 空港正面出口の左前方から蘇州行きの直通バスがでています。料金は約80元で、まずま ずのバスで、全席座席指定です。終点の蘇州駅前(蘇州汽車北駅)まで1時間40分ぐら いです。そこからタクシーで市内のホテルへは15分もあれば十分です。(蘇州のタクシーの 運転手さんはおとなしいです。)
 ちなみに中国では<汽車>はバスを含む自動車のことです。
浦東空港着の場合には、市内まで遠いので、タクシーは高いです。200〜250人民元はかかります。
荷物が少なければ、空港からのリムジンバスを利用しましょう。 でもちょっと混乱するかも・・・頑張って!


 ロ、上海市街から
 上海の各ホテルから蘇州に向かうには、いくつかの長距離バス停がありますが、お勧めは地下鉄1号線・漢中路駅そばの「恒豊路長距離バスターミナル」(恒豊路客運駅)からの出発です。街中で便利がいいし、切符も買いやすく(蘇州まで60元)便数も30分に一本と便利です。ここからのバス(江蘇快鹿汽車運輸公司:小鹿のマーク)は、車両も良く、空調も良くきいています。道中放映されているビデオも、この路線のものが一番面白いです。蘇州駅前(蘇州汽車北駅)までの、1時間30分の快適な旅が味わえます。


8.蘇州のどこに泊まるの?

 どのガイドブックにもでているような有名なホテルもたくさんありますが、私の一押しは蘇州4大名園の一つ:留園に程近い、広済路に面した<新世紀大酒店>です。ホテルも大きく、部屋も広めできれいで、ゆったりしたシングルで400〜450元(一元=15円)です。当日、直接ホテルに行っても、まず大丈夫ですし、日本からFAXで予約してもいいですね。

 ちなみにFAX予約の文面は

新世紀大酒店御中
ニイ好!(<にい>がキーボードで出てこない!)
我 是 从 日本 来的 麻生太郎。
2008年11月20日、我 去 蘇州。
先以 専真 来 予定 房間。
住宿時間 是 11月20日、21日。
想 予定 一个単人房間、請多関照!
如果 単人間 没有的話、双人間 也 可以。
若有 不詳之処、 請来 専真。   謝謝
2008年11月10日
  日本国、○○県○○市○○X丁目XX−XX
  麻生 太郎
  TEL xxx-xxx-xxxx
  FAX xxx-xxx-xxxx




新世紀酒店様
こんにちは
私は日本人の麻生太郎です。
2008年11月20日に私は蘇州に行きます。
先ずはFAXでへやを予約いたします。
泊まる日は11月20日と21日です。
シングルルームを希望しています。
もしシングルがなければ、ツインでもかまいません。
何か不都合があれば、FAXを下さい。よろしく
  2008年11月10日







といった感じでOKだと思います。(もちろん英語で書いてもOKですよ。) 宿が決まれば、あとは安いタクシーを乗り継いで春の蘇州を市内、 太湖、周荘、世界遺産の4大名園等を思う存分楽しまれてはいかがでしょう。 帰りは同じように、蘇州汽車北駅(蘇州駅前)から、上海行きの高速バスが30分に 1本の割合で出ています。(当日券買えます。)26元の料金を払って、座席指定のまず まずのバスで、上海市街地の上海交通大学近くのバスターミナルに戻ってくることが 出来ます。荷物が少ない時は近くの地下鉄を利用して、ホテルまで戻りましょう。安 くて早いですよ。荷物が多い時にはちょっと歩いて大通りまで出て、タクシーを拾い ましょう。




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北京編はこちらから!(2003・12・20)
<中国一人旅>いかがでしたか?参考になれば幸いです。何かご質問 等ありましたらメールください。観光ガイドブックにはでていないことを、実質本位に 書いたつもりです。皆さんの中国旅行の体験談などありましたらお知らせ下さい。

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店長の坂井です。

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